
担当:大谷かがり先生(中部大学 生命健康科学部 保健看護学科 看護実習センター 助教)
場所:名古屋市立大学 桜山キャンパス
日時:8/27(木)13:00-15:00
対象:誰でも
定員:5名
内容:事例をもとに、議論を通して患者への全人的な医療について考えます。
実際の医療現場の事例をもとに、患者への全人的な医療について考えます。患者さんを治すために必要なのは、疾患を医学的に治療する知識や技術だけではありません。患者さんは、ときに医療者が最善と考える治療を受け入れないことがあります。その選択は一見不合理に見えても、その背景には患者さん自身の価値観、人生経験、家族関係、生活環境が深く関わっています。
文化人類学は、人々の行動や選択を、その人が生きる社会や文化の文脈から理解しようとします。その視点は、患者さんの選択を単なる「誤り」ではなく、その人なりの合理性として捉え直すことを可能にします。また、それは医療者自身の常識を問い直す「馴質異化」の実践でもあります。
本企画では、さまざまな視点から事例を検討し、異なる価値観や専門性をもつ人々が協働してよりよい医療を創り上げる「異質馴化」について議論します。全人的な医療とは何か、他者の合理性とどう向き合うのか、一緒に考えてみませんか。
